金久中男子駅伝チーム 全国大会出場を報告 奄美市長表敬

2023年12月27日

スポーツ

市長表敬し全国大会出場を報告した金久中駅伝チームの選手ら=26日、奄美市役所

今月17日に滋賀県であった「第31回全国中学校駅伝大会」に鹿児島県男子代表で出場した奄美市立金久中学校の生徒らが26日、安田壮平市長を表敬訪問した。地区優勝から全国大会出場までの快進撃を報告。多くの支えに感謝を述べた。

 

金久男子は、地区大会で1987年以来、36年ぶりの優勝を果たすと、県大会でも初優勝の快挙を達成。初出場となった九州大会は16位、全国大会では32位の成績を収めた。

 

駅伝チームは、9年前に朝日中男子を奄美勢初の全国大会出場へ導いた前原成明監督と、間明弘外部コーチの指導の下、8月下旬から毎朝30分の練習をスタート。バスケットボール、水泳、野球、サッカーといった部活動やクラブから9人が参加して絆を深めていったという。

 

全国大会では1区・坂元十色(3年)、2区・勇海翔(同)、3区・座安心太(2年)、4区・盛山晴空(同)、5区・富俊介(3年)、6区・常田励羽(同)が出走。西田秀平(同)、池﨑大真(同)、德山陽輝(同)がチームをサポートした。

 

この日は窪田智司校長、前原監督、間外部コーチと生徒9人、保護者2人の計14人が奄美市役所を訪れた。

 

窪田校長と前原監督のあいさつに続き、キャプテンの常田が「みんなすごくいい経験ができたと思う。奄美大島からの応援などすごく励みになった」と感謝。

 

村田達治教育長は「皆さんの頑張る姿を見ている他の生徒たち、奄美の人たちも、いっぱい元気をもらった。何より、やればできると自信をもらったと思う。奄美市にとっても大変大きな財産となった」とねぎらった。

 

安田市長は「地域に感動と希望を与えていただいたことに感謝する。3年生の皆さんには引き続き走ったりしながら受験勉強に向けて集中して頑張ってもらいたい。2年生の皆さんも、先輩たちの走りを受け継いで頑張って」と激励した。